こんにちは! 塾長の土田です。

すっかり、冬ですね…。

 

さて、学校でも保護者面談や三者面談の時期で、

それに併せて、塾でも保護者会を行なっています。

 

もう1年半ほど通塾してくれている中学生さんが、

「前回の定期テストの点数が下がったから、

(成績表を見せたら)親御さんに言われるかも…」

ということを心配していて、

成績表を持参して、相談されました。

 

確かに点数を並べてみると…

前回は急上昇しましたが、

今回は下がったかな、という印象です。

 

ところが、その生徒さんの成績表に、

平均点との比較が時系列で載っていまして、

それを見て、ハッとしました。

 

その生徒さんの素点と、学年平均点との差を

時系列に並べてみると、明らかに上がっているのです。

前回は急上昇したので、今回は多少落ちましたが、

それでも、最初の5回に比べれば、

「努力の成果」は見て取れるのです。

 

これは、学年が進むにつれて、

内容も難しくなり、問題レベルが上がるため、

学年平均点は下がる傾向にあります。

 

ですから、生徒さんの「素点」も

普通にやっているだけでは「下がる」のです。

 

平均点が下がる中、

「点数を上げたい」と思うなら、

相当な努力を必要とします。

 

実際、点数が上がるなら、

手放しで喜んでもいいでしょう。

 

しかし、もし点数が上がらなかったとしても、

平均との差を取ってみて、

上がっているようなら、

「努力の成果」は見て取れるわけです。

 

先に上げた生徒さんの例で言えば、

1回目と6回目は、ほぼ同じ素点でした。

でも、実は、5教科合計の平均点で比較すると、

6回目は、1回目より、約50点下がっているのです。

コツコツと頑張っている成果が、

前々回の定期テストで出てきた、

と言えるのです。

 

これは、「素点」という結果だけを見ていると、

なかなか見えない「大きな成果」です。

 

たまたまですが、

今日、その生徒さんの親御さんとも

保護者会で面談するので、

そのことをお話しようと思っています。

 

小学校の時は、

点数で「努力の成果」が見えても、

中学、高校になると、なかなか見えづらいものです。

 

新潟県統一模試のように、

素点だけでなく偏差値も出るテストを定期的に実施すると、

偏差値の推移を見ると、明らかに上がってる

ということもあるのですが、

学校の定期テストなどは、偏差値も出ないですし、

平均点も、回が進むにつれて下降傾向なので、

なかなか「素点」だけでは見えづらいものです。

 

そんな時に、偏差値の代替指標として、

「素点ー平均点」を使っています。

 

 

気が緩む生徒さんにはあまり使えないのですが、

時間をかけて努力しているのに、

なかなか「素点」だけでは成果が見えない生徒さんには、

こういった方法で、見ていたりしています。

 

今日も張り切っていきます。