こんにちは! 塾長の土田です。
速読(脳力開発)講座用の資料を作成しています。
この前の週末に行われた、
大学入試センター試験の国語の文字数が、23,600文字。
原稿用紙にすると約59枚と、結構な分量です。
読書スピードが、1分間に、
500文字、800文字、1,200文字
の3パターンで、どのような時間配分になるか?
を示したものです。
試験中は、問題を「読む」時間と
「解く」時間に分けることができます。
だいたい「解く」時間は、
試験時間全体の60%、と言われています。
センター試験の「国語」は試験時間80分ですので、
「解く」ための時間は、80分✕60%=48分です。
そう見ていくと、500文字/分では、
全く間に合わないことがわかると思います。
800文字/分でやっと間に合いますが、
文章を一回読んだだけですので、
心許ないと感じる生徒さんが多い。
表では1,200文字/分を出しましたが、
問題文を2回は読みたい、と考えるなら、
23,600文字✕2回÷32分=1,475文字/分
と、だいたい1,500文字/分が必要です。
…と言っても、
「自分の読書速度がわからないんだけど…」
という生徒さんのために、
読書速度ハカルくんがあります。
どなたでも手軽に計測できるので、
一度測ってみてくださいね。
大学入試レベルになると、英語速読も大事なのですが、
その前に「前提」としては、
「国語(日本語)」の「速読」
がシッカリとできることである、と考えています。
日本語に慣れ親しんでいる多くのお子さんにとって、
まず「日本語」で「速読」をできることが
英語を含めた、すべての科目にも効果的だからです。
また、日本語の「速読」をマスターできれば、
眼球のトレーニング等、共通する部分は多いので、
「英語速読」にも応用しやすくなります。
もちろん、文の構造や、表意文字・表音文字の違いなど、
日本語と英語の、本質的な違いはありますので、
その部分は修正、応用する必要はありますが、
眼球の動きなど、大部分は、
日本語での「速読」を応用できます。
ぜひハカルくんで読書速度を測ってみて、
その上で、受験対策を考えてみてくださいね。
今日も張り切っていきます。